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オオカワリイソギンチャク買う注意、人気で激減 [サイエンス]

光るイソギンチャク




海底の薄暗がりで光る、
そんな幻想的なイソギンチャクが存在しているんですが、

生息地の一つ、和歌山県の沖合いで
個体数が激減しているそうです。


このイソギンチャクは「オオカワリギンチャク」。


2004年に日本で発見された比較的新しい種類で、
世界的にも極めて珍しいそう。


大きさは10cmほどで、触手を伸ばすと光る花のようです。


生息地は和歌山・三重近辺の沖と伊豆諸島なんですが、


通常100mほどの深海に生息するものが
なんと和歌山近辺では40mほどの深さに生息していて
ダイビングで見ることができます。




海底で鮮やかに発光する姿は幻想的で
ダイバーにも人気があり遠方から訪れる人や
日帰りツアーもあったりします。



和歌山沖で乱獲の可能性



和歌山県みなべ町の沖合いでは、
この発光するイソギンチャクが海底の岩肌に
群生していますが、

そのイソギンチャクが2年前の夏から
激減しているそうです。

大きな集団があった岩肌からは、
推定200個以上の固体が消えていたとか。



環境変化か?新たに天敵が出現したのか?



地元であり、また、このイソギンチャクを発見した
串本海中公園センターによるとオオカワリギンチャクには
天敵は知られておらず、
海中40mでは台風等の影響も考えにくいそうです。


かねてより地元ダイバーに捕獲を問い合わせる電話などがあり、
違法な乱獲の可能性があるとしています。



生息域を考えれば
野生種を肉眼で見れる数少ない場所でしょうし
裏返せば容易に捕獲できる場所にも
なってしまうのでしょうか?


国が対策を検討するとしています。



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